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起立性調節障害と不登校


息子と一緒にご飯を食べながら、学校やお友達の話をしていました。


『A君が変なんだよ。午前中はお休みしてたのに、帰りの会と部活だけ出て、帰っていったんだよ。ずるくない?』

その話を聞いたとき、私は自身の甥っ子(姉の息子)の事を思い出しました。



甥っ子は中学生の時、不登校が一時期続いたことがありました。

学校で何かトラブルに巻き込まれているわけでもなく、友達とも順調。

最初は理由がわからなかったけれど、最終的に病院で『起立性調節障害』と診断され、学校と連携しながら中学を卒業。今は元気に通信制&スクーリングのある高校へ通っています。


姉は、数年経った今でも『朝起きてきた時の辛そうなあの姿は忘れられない』と言います。それほど甥っ子の様子はひどかったようです。

今は楽しそうに毎日を過ごす甥っ子を見て、心からよかったと安心していると言っていましたし、学校側がとても理解ある対応をしてくれたことも大きかったと感謝していました。



そもそも起立性調節障害とは。


★ 起立性調節障害の主な症状

  • 朝、どうしても起きられない(体が重くて動かない)

  • 立ち上がるとクラクラする、めまいがする

  • 午前中に頭痛や腹痛、だるさがある

  • 動悸(心臓がドキドキする)がする


重要なポイントとしては

1.「サボり」や「怠け」ではない(自律神経のトラブル)

朝起きられない姿を見ると、つい「夜更かしのせい」「気合いが足りない」と思われがちですが、そうではありません。 体を起こしたときに、本来なら脳や全身に血液を巡らせるはずの自律神経(コントロール機能)が、うまく働かなくなってしまう体の病気です。車に例えると、朝だけエンジンがかかりにくい状態です。



2. 「午後になると元気に見える」のが特徴

この病気の厄介なところは、午前中は起き上がれないほど体調が悪いのに、午後や夜になるとすっかり元気に見える点です。 そのため、周りから「学校は休んだのに、放課後のデイサービスには来られるなんてズル休みじゃないか?」と誤解されやすいのですが、これがこの病気の典型的な症状です。

朝に症状が強く出ることを踏まえると、起立性調節障害と不登校がより関連性の高いものだとわかります。




朝具合の悪いこども


息子には、甥っ子の話を交えながら

自律神経の関係で、心も体も不安定になって、朝学校に行けないことがある。

・それはずるではない。体と心が一生懸命成長しようとしている過程だ。

・あなたもそんな時期がくるかもしれない。

・そのお友達が、学校に遅れてきた時も、いつも通り接すること

を伝えました。



今回は実体験をもとに『起立性調節障害』に触れましたが

不登校になる理由は様々です。


親御さんからしてみれば、お子さんが学校に行けない姿を見ると、焦りや不安が溢れてくるかもしれません。

お子さんも心配だとは思いますが、親御さんもホッと一息ついて、美味しいものを食べたり眠ったりする時間を1分でも作ってくださいね。

親御さんの笑顔が、お子さんにとって一番の安心材料になると思います。



今の時代、児童発達支援・放課後等デイサービス、通信制高校やスクーリング、フリースクールなど、学びや居場所の選択肢はたくさんあります。


キートスでは、いろいろな選択肢を一緒に探していくお手伝いができればと考えています。


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