夏休み明けの不安~子どものSOSに親はどう対応する?
更新日:9月4日
まだまだ暑い日は続いていますが、夏休みも終わりに近づいてきました。

さて我が家にも、少しずつ変化があります。
息子は最近、読み終わってしばらく積んでいた『ワンパンマン』を再読・精読。丸暗記でもするように繰り返し読んでいたり
娘は娘で、推し活がやけに活気づいてきました。
「あそこに行きたい」「これは見逃せない」
夏休みの残り時間が少なくなるにつれて、それぞれの『満喫』を目指して必死なようです。
そんな家族の様子を見ながら、ふと思いました。
夏休み明けの不安。「ちょっと違うな」に気づいたら?
同じ夏の終わりでも、みんなが同じ気持ちで迎えているわけではありません。
楽しみが増えている子もいれば、夏休み明けや新学期が近づくにつれて、学校への不安や緊張が少しずつ大きくなっている子もいるかもしれません。
なんとなく落ち着かない。
いつもより口数が少ない。
ちょっとイライラしている。
こうした変化が、必ずしも子どものSOSだとは限りません。
けれど、その変化を見つけるたびに、
「学校が不安なんだ」
「学校に行きたくないに違いない」
「何かあったに違いない」
と、すぐに原因や理由を決めつけなくてもいいのかもしれません
親として「どう対応すればいい?」と迷うときこそ、
まずは「なんか、ちょっと違うな」と心に留めておく。
そんなふうに心に留めながら、できるだけいつも通り過ごす。
必要なときに気づけるよう、少しだけ気にしておく。
そんな関わり方も、夏休み明けの子どもの不安や小さな変化に向き合う一つの方法なのかな、と考えていました。
子どものSOSに、親はどう対応する?
―管理者との雑談から
汗をふきふき仕事の合間、ちょうどタイミングが合ったので、なかなかゆっくり話す機会も少ない、キートス・ベース(不登校支援の事業所)の管理者と雑談。
私:
「夏休みの終わりって、子どものちょっとした変化が気になったりするよね」
そんな話を何気なく振ってみました。
すると――
思っていた以上に話がはずみました。
というか、私より熱量の高い管理者に感心!!
私が考えていた、
「子どもの情緒の不安定さなど、いつもと少し違う変化を感じても、
すぐに原因や理由 を決めつけなくてもいいのかもね」
という話については、
管理者:
「確かに、その対応でよい方に進める子もいると思います」
でも、
「そうじゃない子もいますよね」
とも。
すでに本人が強く追い詰められていたり、心身の安全が心配されるような状態なら、ゆっくり様子を見ている場合ではないこともある。
確かに、その通り。
では、親御さんが迷ったとき、心の「お守り」になるような、判断の基準はないだろうか?
そんな話の中で出てきたのが、
管理者:
「その子が笑顔でいられる方を、選択してあげてほしい」
ということ。
学校へ行くことが正解。休むことが正解。
最初から答えを決めるのではなく、
今、その子が笑顔でいられる方はどちらだろう。
それを一つの基準にしてみる。
そして、もし本人がすでに強く追い詰められているのなら、何よりもまず、その子の安全を守ることを考える。
そんな話をしてくれました。
そして、もう一つ。
管理者が、普段から親御さんに伝えているという言葉が印象に残りました。
「お母さんは、あなたの味方だからね」

そんなことを、普段から子どもに伝えてあげてほしい、と。
もちろん、それを伝えるのはお母さんでなくてもいいと思います。
お父さんでも。家族でも。先生でも。支援者でも。
「自分には味方がいる」
そう思えること。
それも、子どもに渡せる小さな「お守り」なのかもしれません。
そして親御さんにも。
迷ったときに思い出せる言葉が一つある。
相談できる人が一人いる。
それもまた、小さな「お守り」になるのかもしれません。
雑談のつもりだったのに、ずいぶんいい話を聞きました。
考えてみれば私自身も、誰かに話してみたことで、お守りを一つもらったような気がします。
夏休み明け、それぞれの子どもとご家族へ
もうすぐ8月も終わります。
漫画を読み返す息子。
推し活に忙しい娘。
少しだけ早く帰る父(笑)。
学校へ向かう子に いってらっしゃい。
別の場所へ向かう子にも、いってらっしゃい。
もう少し充電したい子には、ゆっくり、たっぷり。
そして、それぞれを見守るご家族にも、どうか少し肩の力を抜いて。
この夏の終わりに、子どもたちにも、ご家族にも、小さな「お守り」が一つでも増えたらうれしいですね。
この記事が少しでも参考になればうれしいです




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