介護は突然やってくる!今から知っておきたい介護休暇のこと
- 本社staff-k

- 7月1日
- 読了時間: 5分

「親が転んで入院してしまった…」
「病院に付き添わないといけないけれど、仕事を休めるのかな?」
「介護って、まだ先のことだと思っていた…」
これは↑まさに私のことです
子育てをしていると、自分の子どものことで精一杯になりがちですが、だんだん子育てもひと段落し、落ち着いてくる頃
40代50代と少しずつ増えてくるのが「親の介護」の問題です。
介護というと、
「仕事を辞めなければいけない?」
「毎日つきっきりでお世話をする?」
というイメージを持つ人もいるかもしれません。
ですが、実際には仕事と介護を両立している人はたくさんいます。
そして、そのために利用できる制度はたくさんありますが、今日ご紹介するのは
「介護休暇」です。
今回は、介護がまだ身近ではない方にもわかるように、介護休暇について書いてみますね
介護休暇ってどんな制度?
介護休暇とは、家族の介護やお世話をするために、短期間仕事を休める制度です。
正式には、育児・介護休業法で定められている制度で、介護が必要な家族を支えるために作られています。看護休暇についても書いていますのでご興味がある方は↓
利用していますか?「看護休暇」(関連記事はこちら)
「介護」と聞くと、食事やトイレの介助を思い浮かべる方も多いですが、実はそれだけではありません。
例えば、
病院への付き添い
介護サービスの手続き
ケアマネジャーとの打ち合わせ
施設の見学
薬の受け取り
見守り
なども介護に含まれます。
つまり、「介護をしているから毎日お世話をしている」という人だけの制度ではないのです。
どんな家族が対象になるの?
介護休暇の対象になる家族は次のとおりです。
配偶者
父母
子ども
配偶者の父母
祖父母
兄弟姉妹
孫
例えば、
「遠方に住む母親が入院した」
「義理の父が介護サービスを利用することになった」
このような場合でも対象になることがあります。
「介護が必要」とはどんな状態?
介護休暇を取得するためには、家族が「要介護状態」にあることが必要です。
要介護状態とは、
けがや病気、心や体の障害によって、2週間以上にわたり常に介護が必要な状態
をいいます。
必ずしも介護保険の要介護認定を受けていなければならないわけではありません。
例えば、
がんで治療中
認知症が進んできた
骨折してしばらく一人で生活できない
脳梗塞の後遺症がある
などの場合も対象になることがあります。
何日まで休めるの?
介護休暇は、
対象家族が1人の場合は年間5日まで
対象家族が2人以上の場合は年間10日まで
取得することができます。
例えば、
母親の通院に付き添う
父親の退院手続きをする
ケアマネジャーとの面談をする
など、必要な時に利用できます。
半日や時間単位でも取れるの?
会社によっては、時間単位で取得できる場合があります。
例えば、
「午前中だけ病院へ付き添う」
「午後だけ介護施設へ行く」
というような使い方ができることもあります。
1日まるごと休まなくてよいので、仕事との両立がしやすくなります。
介護休暇は有給なの?
実は、法律では介護休暇を有給にする義務はありません。
そのため、
有給で取得できる会社
無給になる会社
があります。
まずは勤務先の就業規則を確認してみましょう。
会社によっては独自の制度として、有給の介護休暇を設けているところもあります。
介護休暇と介護休業は何が違うの?
名前が似ているので、混同しやすい制度です。
◎介護休暇
短期間、必要な時に休む制度。
例:
通院の付き添い
施設見学
手続き
◎介護休業
長期間仕事を休む制度。
対象家族1人につき、通算93日まで取得できます。
例えば、
退院後の生活を整える
介護サービスを探す
在宅介護の体制を整える
などのために利用されます。
「介護離職」はできるだけ避けたい
親の介護が始まると、
「仕事を辞めた方がいいのかな…」
と悩む方も少なくありません。
しかし、一度仕事を辞めてしまうと、収入が減るだけでなく、再就職が難しくなることもあります。
また、介護は数か月で終わる場合もあれば、何年も続く場合もあります。
最初から一人で抱え込んでしまうと、心も体も疲れてしまいます。
だからこそ、
家族で話し合う
介護保険サービスを利用する
会社の制度を確認する
地域包括支援センターへ相談する
ことがとても大切です。
「まだ介護は先」と思っている人こそ知っておこう
介護は、ある日突然始まることがあります。
親が転倒した
認知症の症状が出始めた
急な入院をした
このようなことは誰にでも起こり得ます。
その時になって慌てないためにも、
「介護休暇という制度がある」
ということを知っておくだけでも安心につながります。
まとめ
介護休暇は、介護が必要な家族のために短期間仕事を休める制度です。
利用できる場面は、食事や排せつの介助だけではありません。
病院の付き添い
施設探し
ケアマネジャーとの打ち合わせ
手続き
見守り
など、さまざまな場面で活用できます。
親の介護は、いつ始まるかわかりません。
だからこそ、「自分にはまだ関係ない」と思わず、今のうちから制度について知っておくことが大切ですよ
仕事も、家族も、自分自身の生活も大切にしながら、必要な時には一人で抱え込まず、使える制度や周りの力を上手に頼っていきましょう。
この記事が少しでもあなたのお役にたてるとうれしいです。




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