更年期の親が知っておきたい、発達障害の子どもとの付き合い方
- 本社staff-k

- 2025年12月19日
- 読了時間: 4分
女性に必ず訪れるからだの不調である更年期。
更年期を迎える親世代と、発達障害のある子どもが、できるだけ穏やかに・無理なく過ごすためのヒントをまとめてみました。

更年期の親と発達障害の子ども
〜「お互いにつらい時期」をどう乗り越える?〜
子育てをしていると、ある時ふと
「最近、前よりイライラしてしまう」
「子どもの言動に、必要以上に反応してしまう」
そんな自分に気づくことはありませんか?
実はそれ、親の更年期と子どもの発達障害の特性が重なっていることが原因かもしれません。
更年期は、心と体のバランスが大きく変わる時期。
そして発達障害のある子どもは、感覚や感情のコントロールが苦手なことがあります。
この2つが同時期に重なると、家庭の中で衝突が起きやすくなるのは、決して珍しいことではありません。
更年期の親は、すでに「がんばりすぎている」
更年期には、ホルモンバランスの変化によって、
理由もなくイライラする
急に不安になる
疲れがとれない
眠れない
気力がわかない
といった症状が出ることがあります。
これは性格の問題でも、親として未熟だからでもありません。
体の変化による、誰にでも起こりうる反応です。
そこに、
こだわりが強い
予定変更が苦手
感情の切り替えが難しい
といった発達障害のある子どもの特性が加わると、親の心と体は、さらに追い込まれてしまいます。
発達障害の子どもも、実はとても疲れている
一方で、発達障害のある子どもも、毎日とてもがんばっています。
音や光、人の声に疲れる
周りに合わせようとして無理をしている
気持ちをうまく言葉にできない
その結果、家でだけ癇癪(かんしゃく)を起こしたり、反抗的になったりすることがあります。
これは、「わざと困らせている」のではなく、安心できる場所で、ため込んだストレスが出ている状態です。
うまくやるためのポイント①
「どちらも余裕がない」と理解する
まず大切なのは、親も子も、どちらも余裕がない時期だということを認めることです。
「親なんだから我慢しなきゃ」
「ちゃんとしつけなきゃ」
そう思えば思うほど、苦しくなります。
✔ 今は非常事態
✔ 完璧を目指さない
✔ できない日があって当たり前
そう考えるだけで、少し気持ちが軽くなります。
うまくやるためのポイント②
感情がぶつかる前に「距離」をとる
更年期のイライラと、子どもの癇癪が重なると、一気に衝突が大きくなりがちです。
そんな時は、解決しようとしなくて大丈夫。
少し別の部屋に行く
深呼吸をする
「今は話せない」と伝える
感情が落ち着いてからでないと、お互いに傷つく言葉を言ってしまいやすいからです。
うまくやるためのポイント③
子どもに「親の状態」を短く伝える
発達障害のある子どもは、親の変化に敏感なのに、理由がわからず不安になります。
長い説明は必要ありません。
「今日はちょっと疲れてる」
「今は静かにしたい」
「あとで話そう」
短く、はっきり伝えることが、子どもの安心につながります。
うまくやるためのポイント④
親が「助けを求めていい」
更年期と発達障害育児が重なる時期は、一人で抱えるには、負担が大きすぎます。
医療機関(更年期外来・心療内科)
発達障害の相談窓口
家族・信頼できる人
どれか一つでもいいので、「つらい」と言える場所を持つことが大切です。
助けを求めることは、子どもを守ることにもつながります。
まとめ
「うまくやろう」としなくていい
更年期の親と、発達障害の子ども。
どちらも、人生の中で大きな変化の時期を生きています。
うまくやろうとしなくていい。
毎日笑顔でいなくてもいい。
✔ 衝突してもいい
✔ 休んでもいい
✔ 頼ってもいい
「今日はこれで十分」と思える日を、少しずつ増やしていくことが、家族みんなの心を守ることにつながります。
いかがでしたか?参考になるとうれしいです。




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