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利用していますか?「看護休暇」


「朝になったら子どもが熱を出していた…」

「学校から『お迎えをお願いします』と連絡がきた…」

「予防接種に連れて行きたいけど、仕事を休めるのかな?」

子どもの看病をするお母さん
イラスト:子どもの看病をするお母さん

子育てをしていると、急な予定変更は日常茶飯事ですよね。

特に小学校低学年の子どもは、まだまだ大人のサポートが必要な時期です。


そんな時に知っておきたい制度が「子どもの看護休暇(子の看護等休暇」です。



名前は聞いたことがあっても、「どんな時に使えるの?」「有給なの?」「学校行事でも使えるの?」と疑問を持っている方も多いのではないでしょうか。


今回は、小学校低学年のお子さんを育てる親御さん向けに、子どもの看護休暇についてわかりやすく解説します。



子どもの看護休暇ってどんな制度?nursing leave


子どもの看護休暇とは、子どもの病気やケガ、予防接種などのために、仕事を休める制度です。看護休暇nursing leave

正式には「子の看護等休暇」と呼ばれ、育児・介護休業法で定められています。


「子育てをしながら働く人を支えるための制度」と考えるとわかりやすいでしょう。


急な発熱やケガが起きても、「仕事を休めない…」と一人で悩まなくてよいように作られた制度なのです。



看護休暇取得の対象となる子どもの年齢は?


現在は、小学校3年生修了までの子どもが対象です。

以前は就学前の子どもだけが対象でしたが、制度改正により対象が広がりました。


小学校に入学すると、

  • 学校生活に慣れないストレス

  • 風邪や感染症

  • ケガ

  • 学級閉鎖

など、親のサポートが必要な場面は意外と多くあります。


「小学生になったからもう大丈夫」とはなかなか言えませんよね。



看護休暇はどんな時に取得できるの?


① 病気やケガの時

最も多いのが、子どもの体調不良です。

例えば、

  • 発熱

  • 咳や鼻水がひどい

  • 胃腸炎

  • インフルエンザ

  • 新型コロナウイルス感染症

  • 骨折やケガ

などがあります。


病院への受診や、自宅での看病のために休暇を取得できます。

特に小学校低学年の子どもは、一人で家に留守番させるのが難しい場合も多いため、この制度が役立ちます。



② 予防接種や健康診断

看護休暇は病気の時だけではありません。

例えば、

  • インフルエンザワクチン

  • 定期予防接種

  • 健康診断

  • 学校健診後の再検査

などの付き添いでも利用できます。

平日にしか受けられないことも多いため、働く親にとってはありがたい制度ですね。



③ 学級閉鎖や休校

最近では感染症による学級閉鎖も珍しくありません。

例えば、

  • インフルエンザによる学級閉鎖

  • 感染症による休校

  • 出席停止

などの場合も取得できます。

ここで大切なのは、子ども自身が元気でも対象になる場合があるということです。

「学校が休みになったけれど、子どもを一人にできない」

そんな時にも利用できる制度なのです。



④ 入学式や卒業式などの行事

制度改正により、入園式や入学式なども対象になりました。

例えば、

  • 入園式

  • 卒園式

  • 入学式

などです。

ただし、運動会や授業参観は法律上の対象外です。

会社独自の制度で認めている場合もあるため、就業規則を確認してみましょう。



看護休暇は何日まで取得できるの?


取得できる日数は、

子どもが1人なら年間5日子どもが2人以上なら年間10日です。


また、会社によっては時間単位で取得できる場合もあります。

例えば、

「午前中だけ病院に連れて行く」

「学校からの呼び出しに対応する」

といった使い方ができる職場もあります。


有給?無給?どっち?



実は、法律では「有給にしなければならない」とは定められていません。

つまり、

  • 有給の会社

  • 無給の会社

どちらもあります。


会社の就業規則や育児介護休業規程を確認してみましょう。


もし無給であっても、有給休暇とは別に使えるため、急な子どもの体調不良に備えておくことができます。


取得するときに診断書は必要?


必ずしも診断書が必要とは限りません。

会社によっては、

  • 看護休暇申請書

  • 病院の領収書

  • 受診票

などの提出を求める場合があります。


ただし、法律上は必ず診断書を提出しなければならない制度ではありません。

詳しくは勤務先のルールを確認してくださいね。


「仕事を休みづらい…」と感じる親御さんへ


子どもの看護休暇は、子育てと仕事を両立するために作られた制度です。

「周りに迷惑をかけてしまう…」

「また休むと思われそう…」


そんな気持ちになる方もいるかもしれません。


しかし、子どもが体調を崩した時、安心してそばにいられることはとても大切です。

子どもにとって、具合が悪い時にそばにいてくれる保護者の存在は何よりの安心につながります。


働く親が安心して子育てできる社会を目指して、この制度は作られています。

遠慮しすぎず、必要な時には制度を活用してくださいね。



まとめ

子どもの看護休暇は、病気やケガだけでなく、

  • 予防接種

  • 健康診断

  • 学級閉鎖

  • 入学式や卒園式

など、さまざまな場面で利用できる制度です。

特に小学校低学年の時期は、まだまだ親の支えが必要な時期。

急な体調不良や学校からの連絡に慌てないためにも、勤務先の制度を一度確認してみてはいかがでしょうか。


「いざという時に使える制度を知っている」

それだけでも、子育てと仕事の両立の安心感は大きく変わります。

親が安心して働けることは、子どもの安心にもつながるのかもしれません。

このブログ記事が少しでもお役にたてるとうれしいです。

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