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比べなくていい、急がなくていい――『ドクタースランプ』から考える子育て

更新日:1月20日

ドラマのタイトル画像

*画像はネットよりお借りしています


最近観た韓国ドラマの話なんですが、『ドクタースランプ』

というドラマを知っていますか?


これは、医師として順風満帆に見えた人生が突然立ち止まり、「もう頑張れない」という状態に陥った主人公たちの再生を描いた作品です。


一見すると大人向けの恋愛ドラマに思えますが、実はこの物語には、障害をもつ子どもを育てる親の心に深く響くメッセージが数多く込められているのではないかと思うんです。


日々、子どもの将来や周囲との違いに悩み、子育てに不安を感じ

「このままで大丈夫なのだろうか」

「もっと頑張らせるべきなのでは」

と自分を責めてしまう親御さんも少なくないのではないでしょうか?



『ドクタースランプ』は、そんな親の気持ちにそっと寄り添い、


「立ち止まること」

「子育てがうまくいかない時期」

が決して無駄ではないことを教えてくれます。



「できるかどうか」より「苦しんでいないか」を見る



ドラマの主人公たちは、常に結果を求められ、「できて当たり前」の世界で生きてきました。


しかし、心や体が限界を迎えたとき、これまで当たり前にできていたことが突然できなくなります。



これは、障害をもつ子どもたちの姿と重なる部分があります。


周囲の子と比べて「できないこと」に目が向きがちですが、本当に大切なのは

「その子が苦しんでいないか」

「無理をしていないか」という視点です。



『ドクタースランプ』は、「成果」や「成長の速さ」よりも、「心が壊れていないか」を見つめることの大切さを、親に問いかけているように感じられるんです。



スランプは甘えではなく、心からのサイン



作中で描かれるスランプは、怠けでも逃げでもありません。

長い間、無理を重ねてきた結果として表れる、心と体からのSOSです。


障害をもつ子どもも同じです。

学校に行けなくなる、急に荒れる、無気力になるなどの行動は、「わがまま」ではなく、「もう限界だよ」というサインかもしれません。



親としては不安になり、

「どうしてできないの?」

「前はできていたのに」

と言ってしまいそうになります。


しかしこのドラマは、そうした状態のときこそ「休む」「守る」ことが必要だと、静かに伝えてくれます。



子育てを支えてもらうことは弱さではない



『ドクタースランプ』の中で、主人公たちは一人で立ち直るのではなく、誰かに支えられながら回復していきます。


弱さを見せても否定されない関係性が、再生の土台になります。


これは、障害児の子育てにおいても非常に重要な視点です。

子どもにとって必要なのは、「一人でできるようになること」よりも、

「困ったときに助けを求められること」です。


また、親自身も同じです。

すべてを一人で抱え込まず、支援員、先生、家族、同じ立場の親など、頼れる存在がいることは決して悪いことではありません。

ドラマは、「支援を受けること=負け」ではないことを、優しく肯定しています。



「元に戻る」ことを目標にしなくていい


主人公たちは、スランプを乗り越えたあと、以前とまったく同じ生き方に戻るわけではありません。


価値観や生き方そのものを見直し、自分に合ったペースを選び直していきます。


障害をもつ子どもの子育ても同じです。


健常の子と同じ道、同じスピードを目指す必要はありません。

「前と同じに戻す」ことよりも、「その子に合った形で生きていけること」が大切です。


親がその考え方に切り替えることで、子どもも安心して自分のペースで進めるようになります。


親自身も、休んでいい


『ドクタースランプ』が伝えてくれるもう一つの大切なメッセージは、「頑張れなくなった人を責めない」ということです。


それは、子どもだけでなく、親自身にも向けられています。

障害児育児は長距離走です。常に気を張り続けていれば、親の心が先に限界を迎えてしまいます。


「今日は何もできなかった」

「うまく関われなかった」

と感じる日があっても、それは失敗ではありません。

立ち止まることは、次に進むための準備期間と考えていいのではないでしょうか?



おわりに ー このドラマが親にくれる希望


『ドクタースランプ』は、「人生が止まったように感じる時期」があっても、人はやり直せること、形を変えて幸せを見つけられることを教えてくれます。


障害をもつ子どもの将来に不安を感じたとき、このドラマのメッセージを思い出してみてください。


・今は立ち止まってもいい

・周りと同じでなくていい

・支え合いながら生きていい


その考え方は、きっと子どもだけでなく、親自身の心も少し軽くしてくれるはずです。


いかがでしたか?

家事につかれた時、子どもと喧嘩した時、怒った時、悲しくなった時、


ドラマを観て、癒されてくださいね。

きっとあなたの心も軽くなるんじゃないかと・・・^^

参考になれば幸いです

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