場面緘黙症(ばめんかんもくしょう)って聞いた事ありますか?
私が初めてこの障がいを知ったのは、3年ほど前、ふとインスタグラムで見つけた
みいちゃんのお菓子工房 というアカウントからです。
場面緘黙症のみいちゃんは小学生の時にケーキ屋さんをはじめ、現在16歳です。
2023年イギリス発信のRestaurant & Bar Awards 2023を受賞
障がいを抱えながら、自分の大好きなおかし作りで「みんなを笑顔にすること」を目標に
頑張っているんです。素敵ですよね。とても衝撃的でした。
障がいの子がケーキ屋さん?と。
気になる方は こちら ホームページです。
みいちゃんが場面緘黙症ということを知り、その時この障がいについてとても興味を持ち、少し勉強してみたんです。
お医者様ではないので、アドバイスができたりするわけではありません。あくまでも「こういう障がいがあるんだよ」ということを知ってもらえたらと思います。
障がいってまずは「知る」ということからが第一歩になるんですよね。
これも私が「あいサポート研修」を受けた時に学んだことです。
まずは、 ”こういう障害がある”ということを沢山の方に知ってもらいたいです。
では、改めて「場面緘黙症(ばめんかんもくしょう)」という障がいについてお話しします。
難しい言葉に聞こえるかもしれませんが、大丈夫!分かりやすく説明しますね。
場面緘黙症って何?
場面緘黙症とは、特定の場所や状況で話すことができなくなる精神的な障がいです。
例えば、家では普通におしゃべりできるのに、学校に行くと全く話せなくなってしまうことがあります。
このような状態が続くと、学校生活や友達付き合いが難しくなってしまいますね。
どんな子がなるの?
場面緘黙症は主に子どもに見られます。
特に内気で、周りの人にどう思われるかを気にしやすい子どもに多いと言われています。
でも、誰でもなる可能性があるそうです。
新しい環境や人に対する不安が原因となることが多いようです。
誰でも、新しい環境や初めて会う人に不安や緊張をすることってありますよね?
どうして話せなくなるの?
場面緘黙症の原因は一つではなく、いくつかの理由が考えられるそうです。
不安:新しい場所や知らない人に対する不安が大きくなりすぎると、話すことができなくなってしまう。
自信のなさ:自分の声や話し方に自信がないと、話すことを怖がってしまう。
過去の経験:過去に誰かに笑われたり、叱られたりした経験が原因で話すことが怖くなってしまう。
もしも自分の周りでお友達が場面緘黙症かもしれないと思ったらあなたならどうしますか?
理解してあげる:話せないことを責めたり、無理に話させようとしたりしないことが大切なんです。話せない理由は本人にも分からないことが多いので、優しく見守ってあげられるといいですね。 自分ができることでも、できない子もいるということを知りましょう!
お友達や家族ができること
場面緘黙症の子どもを支えるためには、周りの人の理解と協力がとっても必要です。
ここではお友達や家族ができることをいくつか紹介しますね。
お友達ができること
話せる環境を作る:安心して話せるような雰囲気を作ることが大切です。 無理に話させようとせず、自然に会話に参加できるように配慮してあげられるといいですね。
一緒に遊ぶ:言葉を使わなくても一緒に楽しめる遊びを通じて、少しずつ話すことに慣れてもらうことができます。例えば、絵を描いたり、ゲームをしたりするのも良い方法です
家族ができること
サポートする:子どもが話せないことを責めず、理解してサポートしてあげましょう。話せる時には褒めてあげることも大切です。
専門家と連携する:学校の先生やカウンセラー、医師と連携して、子どもの状態に合わせたサポートを受けましょう。市や自治体に相談してみるといいかもしれませんね。
リラックスさせる:家ではリラックスできる環境を整え、子どもが安心して過ごせるように心がけましょう。
周りの人たちが常に前向きに・・・
場面緘黙症は時間をかけて少しずつ改善していくことが多いようです。
焦らず、子どものペースに合わせてサポートすることが大切なんですね
周りの大人たちがこの障がいについて理解し、協力することができれば、子どもは自信を取り戻し、みいちゃんのように自分ができることを探せるかもしれません。
専門家ではないのであくまで知識から得た情報からの希望ですが・・・
最後に、場面緘黙症の子どもが安心して過ごせる環境を作るためには、周りの理解とサポートがとっても必要です。これは障害の有無に限らず、子育てする時に常に大切になってくることでもあります。
もし、あなたの周りにそんな友達がいたら、優しく見守り、無理に話させようとせず、励ましてあげてくださいね。
それだけでも、友達はとても勇気づけられるはずです。
このブログを読んで少しでも場面緘黙症について理解が深まったら嬉しいです。
#場面緘黙症
Comments